今回は水没したエンジンの再生です
７月にギャレーのフットポンプの破損で浸水
エンジンブロック上部まで水没

電装品を取り外し点検
セルモーターは交換
ダイナモは分解修理

シリンダーヘッドを取り外して
ピストンやシリンダーの点検
海水の浸入は無いようです
取外し出来る部品は全てはずし
ワイヤーカップリングで錆取り

ミッションも取り外し
消耗品は交換

錆取作業は根気の仕事

シリンダーヘッドは
オーバーホールです
バルブを外して擦り合せ
バルブステムのシール交換
写真は２ＧＭのヘッドで練習中

シリンダーヘッドの組付
ガスケットを交換
トルクレンチで締め付け
防蝕亜鉛やオイルの交換
海水ポンプも分解
シールやインペラの交換
バルブクリアランスの調整　

試運転も完了
好調です
最後に塗装して完了です

作業したＳ氏は｢ラミジ｣のオーナー
愛艇の予行練習だって！
ゴクロウさんでした。

このエンジンは｢カーター３０｣に
搭載予定