ST 2000 + 分解修理

ベストセラーの ST2000 シリーズ
今回は ふとしたミスで破損したプッシュロットの交換です
ついでに 良くある故障を リストしました

プッシュロットが伸長した状態で折損
分解して見ると ドライブギヤの付け根が
ポッキリと 
部材の一番薄いところ

赤丸 折損部

ボディーケースを開こうとするが
なかなか開けない
ドライバーを差し込んで徐々に開く
防水処理の接着剤が基盤に くっついて
危ないところでした
無理をすると基盤を破損

プッシュロット出入り口のパーツ
白い部分はプラスチックブッシュ
シリーズによって この部品は
オイルシール又はOリングを使用
メーカーも試行錯誤か?
水切りの大事な部分ですから
外側の黒いプラスチックも脆弱です
プッシュロット伸縮時にブレル場合
このパーツの折損が有ります

コース コントロールの心臓部のコンパス

前出のシールから入った海水で
腐食

清水で洗ってエアブロー
良く乾かしましょうね
取外しの時 ピンを折らない注意を

ティラーにセットしたままで
つい うっかりティラーを引っ張ると
写真右の黒い部分が破損します
ご注意

基盤やギヤセットの部品はデーラーに常時在庫のようですが
細かい部品は 直ぐに入手出来ないようですね
それから 意外と高価です
ST2000の防水性能は期待できません
ちなみに 私は ビニールカッパの足をスッポリ被せて使っています
一番良く働くクルー STを大切に。