回航 別府〜天草成会津

西へ!   VOL-U

愛艇「SAILORS MOON」を 新しいオーナーの待つ
天草半島 成会津に回航する事に成りました
お別れクルージングのフォトレポートです。

セーラームーン セーラームーン
サザンクロス プロペラ

「セーラーズ ムーン」から「サザンクロス」に船名の変更
オーナーの希望でフェザリングからソリッドぺラに変更
ついでにシャフトとカットレスベアリングも交換 

オーナーと奥様 そして私
3人だけのささやかな新しい
門出


日の出まえ

11月6日 5時30分出航
メンバーはオーナーN氏
BOYCのSオーナー
「S/M」の永井君
日の出前 オールハンドワッチ

タフなシニアセーラーのS氏
奥様差し入れのコーヒーが
アリガタイ
穏やかな別府湾の夜明け
メインセールを揚げて機帆走
コースを姫島水道に乗せる

頼れる永井君のワッチタイム
彼にとっても「S/M」最後の
ロングクルージング

姫島水道を通過

S氏と二人でライフラインの
ラニヤード(セールの流失防止)
を新たに張る

退屈防止には効果的な作業

1月とは思えない穏やかな海面
新オーナーのN氏はビギナー
初めてのヨットである
実戦トレーニングの集中講座
ロープワークから厳しい永井
インストラクター

ワッチオフ末岡

いつも元気なS氏のワッチオフ
風邪気味で元気が出ない

関門のメンバー

関門海峡へアプローチ
ほかほか天気で上機嫌

下関に本丸

下関唐戸市場前
停泊中の「日本丸」

日没の関門

若松沖で日没
芦屋までのナイトクーズ
18時 関門通過

レーダーを焚きながら本船航路陸側を西進 S氏はキャビンで
シーマップナビゲーション 
芦屋は遠賀川河口の水深の浅い港
前回の寄港時には砂洲に座礁 河口 向かって右の新しい漁港に
アプローチ 長い防波堤に沿って進入 測深も慎重になる
とにかく 冷や汗で入港 20時30分
陸上班に迎えられて舫いを取る。
11月7日 6時30分 出航
もやいを解いて測深しつつ慎重に出航
デッドスローで河口に向かって開かれた港口へ向かう
測深器メーター読みで3.5メーター 座礁
エンジン フルアスタンで離礁出来ない
メンバー全員で艇をヒールさせる やっと離礁
一瞬の時間を長く感じる。
芦屋キャビン

芦屋のキャビンで
右 オーナーN氏
左 永井君

N氏は辛口でかなりいける口
また 登山グループに所属


芦屋を出航 次の停泊地 呼子に
オートパイロットをセット

芦屋出港
魚網に注意

博多沖を通過中 エンジン停止
プロペラに絡まった魚網

シーマップ+GPS
チャートワークはずいぶん楽に
なる

GPS
末岡氏ダウン

S氏ついにダウン
呼子で下船を決定

呼子へアプローチ岩礁に注意
赤灯台真近を進入する
 
湾内で地元のヨットとスライド
バースの情報を貰う
呼子へのアプローチ
真新しい岸壁に横付け、接岸
港町はイベントの真っ最中で、露天の一夜干しがおいしそうな香り
「買ったら駄目よ!」 永井君は水産物のオーソリティー
彼のアドバイスを渋々受け入れる
呼子でオーナーのN氏は高速バスで熊本へ
S氏は助っ人クルーのお馴染み佐伯のN先生とバトンタッチ
壱岐へのフェリー乗り場前
せっかくだからと島の観光
小夜姫伝説で有名な神社で
航海の安全祈願ついでにS氏の
健康回復もお願いする
「S/M」との別れを惜しんでBOYCの小出会長は陸路駆けつける
メンバーを囲んでの宴会、勿論会長のおごり
イカそうめんは旨かったゾ!!
呼子出港
11月8日 6時呼子出航
呼子大橋へ舵を引く

神社に航海の無事を祈る

平戸の街 平戸大橋
平戸沖 平戸大橋
スピネーカー






佐世保通過
「最後のスピンランをやろうぜ」

佐世保沖通過

佐世保沖

東シナ海の夕日
サンセットマリーナ入港を決定
18時30分 入港
陸上班と合流 市内の温泉施設で入浴
タクシーで長崎ちゃんぽんへ
四海楼

四海楼でのメンバー


長崎ちゃんぽん といえば四海楼
もちろんビールで乾杯

Sさん ごめんね とっても美味しかったヨ

23時 永井君と私は陸路別府へ
西山氏はシングルハンドで成会津へ
艇の燃料と人間の燃料を補充して 後を託す
公園

サンセットマリーナは陸上の
設備も充実している
夕刻の急な入港にも親切な
対応がうれしい

日の出前のマリーナを出航

軍艦島

絶好のクルージング日和
軍艦島を近くに南下

雲仙

有明海も凪
快適なセーリング
ビールがうまい!

天草

天草半島が近づく
回航の最後にセーリングを楽しむ

成合津

成会津の入り口は狭く
視認視にくいが絶好の入り江

到着

入り江の中は静かな
ヨットハーバー

初入港

11月9日16時到着

セーラームーンとはこれでお別れ
この艇の新しい歴史が始まる
仲間の皆さん 長い間 ありがとう




  サザンクロス」と
  オーナーの中島さん
  これからのヨットライフを
  楽しんでね!

  また 会いましょう!