今年も佐伯の夏がやってきた
何かと多忙な 西山先生もこのイベントだけは欠かさない
おかげで毎年初夏の佐伯湾が楽しめる

7月18日
午前中から次々と出航していく参加艇を見送り仕事を片付ける。

15時 もやいを解いて機走で佐賀関へとオートパイロットをセット
久しぶりに『セーラーズムーン』の手入れを始める
5月のクルージングで痛めたエンジンマウントを昨日取り替えた
ばかりでセンターが出ていない 時々エンジンを停止して調整
スターンチューブもついでに増し締め
ベルトの調整 エンジンオイルの補給
キャビンの整理
退屈な別府湾を抜け出すには こうして働くか ビールを飲むしか
ないが、一人で飲むのもさえない やはり ギャルは連れてくるべき
だった。(まあ いいか)という所でヘッドセールを引き出しオーナー
ズチェアに座り980円のコンビニラジオ(もっと安いのがアル)で
FM88と生ぬるいビール。

19時 北流に逆らって関崎を超えると 別府湾の凪が嘘のような
南の風。ヘッドセールをリーフして最短距離で無垢島のコースを
取ろうとするがピッチングがきつく対地3ノットを切る ヘディングを
落として臼杵湾へ突っ込む。タッキングを繰り返し無垢島へ近づく。
漆黒の海面にイカ釣り舟の明かりが点る
機帆走で5ノット+ SSE平均26ノット
午前中に出航した『英 神』 『ラミジ』 『サテンドール』 との無垢島
ミーティングにかなり遅れている。

20時30分 2GMのリズミカルな音が急に途絶える
ヘッドセールをさらに小さくしてアビーム オートパイロットで流し
ハッチを開ける。
  佐伯までの片道燃料でいいや レースは軽い方が良いし・・・
ヒールを繰り返すうちにサージングを起こしたのが原因。エア抜き
をしてエンジン再起動。無垢島のブランケットにかかる 島の防波
堤からサーチライトの合図を確認。

21時 狭い島の港に舫をとって貰う
早速 持ち寄りの防波堤パーティー 手ぶらの私にはありがたいばかり。

7月19日
4時30分 何となく目が醒める どこか熱っぽい (これはヤバイな)
常備薬のPLを探すが見当たらない (シマッタ)
5時 静かに艇を押し出す 機走全速で保戸島へ
保戸島エリアで自宅に携帯連絡 (NTTはありがたい)
8時 佐伯港入港 迎えの車で懸かりつけの病院へと飛ばす
(自前の看護婦はありがたい 皆さんにも お勧めしますよ) 

7月20日
別府フリートの遠征部隊

『英 神』はクルージング途中

『サテンドール』と『ラミジ』
前夜祭は この艇上

左 『MOSA』
中 『南 風』
右 『タキオン』

左後 『アクアパッサ』
右後 『アガペ』

マイレディーのマッチレース

西山会長の短い挨拶
スキッパーミーティング

お弁当にビール
安い参加費でこのサービス
ありがたい

佐伯セーリングクラブは
アットホームなクラブ
『走って楽しむ』
これが 原点

ガンバロウ!
『アクアパッサ』の友永君
余裕の アサカラビール

8時 別府の助っ人が到着
『TITI』の共田さん 『風 立』の金光君は優勝候補の『MOSA』へ
(ホントニ 優勝してしまいました!)
『WIND KISS』の広本氏と足立さんは優勝候補ではない『SM』へ

本日のレースコース
スタート〜彦島一週
その後大入島一週
フィニッシュ

本部艇のブリッジでコミッティ
『主催者は走らない』
ごくろうさん

微風 時々雨
狭い水道と潮流
なかなかスリリングなコース
ひと吹きで誰にもチャンス

スタート直前
ポジションに向かう『南 風』

定時にスタート
しかし余りにも微風で
コース短縮

『SM』のコース
一周後『サテンドール』と
『あーらよっと』に追いつく
しかし
2艇に続いて座礁
2003年佐伯の夏は終わる

レース結果とリポートは
『DR山本のページ』へ。

別府へと帰る車の中
うちのかみさんの一言『バカどもめ!』
何と言わりょと ヨットは楽しい!