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RAMAGE  進水!
回航レポート   小戸(福岡市)〜北浜(別府市)
艇    名     RAMAGE(ラミジ)
艇    種     YAMAHA−30CRS
10月29日午後 小戸ヨットハーバーにて上架中の艇を確認する
手配していただいた博多のマリンサービスによって、船底はすでに掃除が完了していた
(1)キール損傷の有無
(2)シャフト&プロペラ 及びブラケットとブッシュの点検
(3)ラダーの点検
(4)スルハルの点検
(5)船体の損傷
等をチェックし異常がないことをオーナーの末岡さんと確認
艇の引渡を完了し、回航の為の食料や工具を積み込み新品のGPSを取りつける。
17時下架 ポンツーンに舫い早朝の出航に備えて灯火の点検をはじめる。
マストトップの白灯が点灯できない
マストに登り点検修理、回航後に交換が必要だ。
ゼノアを持参した回航用のレギュラーサイズのファーリングにとりかえる
地元の業者さんが「レギュラーのファーラーですか(笑)」
この威力を知らないな!
屋台で一杯、ラーメンも一杯。
早めに切り上げて地下鉄で姪浜まで戻る
まだ少し早いので、パチ屋に寄付して帰る。
10月30日 夜半に目を覚ましデッキに上がると昨日の風も落ちて静かになったハーバーは
しっとりと雨のたたずまい。
4時 起床。
雨は上がっているが気温はかなり低い。
気合をコーヒーで入れなおして、フルソービの身支度。
GPSに博多湾口をセット、オートパイロットの電源をいれる。
6時 薄明かりのヨットハーバーをあとにする。
こんなハーバーがいいな!
小出会長 がんばって!
メーンは2ホ゜ン、ヘッドを少しだけ出して機帆走。
出足快調 対地6ノット 微風 アビーム。
能古島をスタボーに見て湾口の玄海島へ進路を調整
見張りをしつつキャビンへ降りる スターンチューブが気になる。
長期係留艇の場合やはり点検は必要。
湾口の黄色浮標をかわし本船航路で大島へ進路を変更
クロスのキハン走 対地7ノット 時折のブローで大きくヒール。
来良々瀬戸が近い。
朝 の 能 古 島
本船は狭い水路を進路を変えて上って行く。  
だんだんと波が高くなってきた
艇速が落ちる。
しかし絶好のクルージング日より。
良い気分ではしる。
大島を通過後沖だしタック。
芦屋沖で浮遊物につっこむ
浮いていたロープを巻き込んでしまった
セールダウンして命綱を用意して
シュノーケル、4回の息でやっと切る。
水深12メーターラインまで流される。
コーヒーとウイスキーで再度
気合の入れなおし。
14時関門海峡 若松沖に近づく。
戸畑の表示灯は1ノットをしめしている。
対地7ノットで浮標にしたがって小倉港の入り口をめざす。
関門橋が見えてくる
急に艇速が早くなる。
下関側の表示灯は7ノットでした!!!
1時間30分で海峡を通過 瀬戸内に入る。
ここまで来ると一安心。
風も落ちたのでヘッドを巻き取る。
オートパイロットにお任せしてランチタイム。
ときどき居眠り。
宇部沖の白い灯台から姫島へ進路調整。
22時 姫島入港
エンジンを止めて上陸。
捜し歩いた小さなスナックで生をいっぱい。
ここのお姉ちゃん、も一度来たくなるこのみのタイプ。
ぐっすり眠りました。
10月31日
5時 起床 出航準備
予備の燃料を補給しエンジンオイルをチェック
寝起きのコーヒーとパンでモーニングサービス。
6時 出航
姫島はいつ来ても繋留のスペースが有り、静かな良い港。
ぐっすりと休ませてもらいました
ゴミはちゃんと持って帰ります。
コースを国東港へセット、ベッタリとした海を機走。
8時 国東港フェリー乗り場へ接岸
ここでオーナー夫妻とミーティング
バスとタクシーを乗り継いで ご苦労様です。
差し入れのサンドウィッチで朝の挨拶を済まし出航。
国東港アプローチの赤い浮標をクリアして別府へ舵を切る。
風は無いがせっかくなのでセールアップ
ご夫婦にお任せしてセーリング。
オーナーの末岡さんは大分市にお住まいのリタイアさんです
関東から奥さんの古巣の大分へ移住です。
その昔A級ディンギーに乗っていたとのことです
クルーザーはもちろん初めての所有です
艇名の由来はオーナーにお聞き下さい。
13時 深江入港
接岸して昼食
奥さんのカレーとビールで一休み。
15時 楠港 到着。
楽しかった回航は無事に終わりです。
ヨットハーバーで上架中のスナップ
進水日のラミジ
今回の回航は山口マリンのプロデュースと全面的なサポートで
完了しました 特に専務には 陸上部隊をはじめ
たいへんお世話になりました
ありがとうございました。
末岡さんご夫婦はBOYCに入会 早速の忘年会でご活躍でした。
RAMAGEの御安航を祈ります。


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