第二戦 萩ヨットレース 2008

夏に旅する 歴史の街 萩
静かな昼下がりの武家屋敷を歩き 窯元の軒先に立ち止まる
その萩焼の素朴な色合いは懐かしく 素の自分を思い出す
松林を抜けて菊ヶ浜に出ると 爽やかな風と潮騒 眩い白砂の照り返しを
さらに鮮やかに写す指月山の深い緑 しばし歩を止めてこの至福のひと時を味あう
時色の町 萩
今年も旅人に暖かい。
そうです この夏の暑さは特別ですよ!
艇のデッキは焼け キャビン内は息も出来ぬ温度
散策から戻り ハッチを開け 日除けオーニングを張る
明日のレース準備
各地の仲間のやって来て マリーナにレースの空気が漂い始める
メンバーも集まり 期待の前夜祭が始まる。



萩ヨットレースのお楽しみは
前夜祭のオープニング!
今年は萩美人?のフラダンス
例年の 地ビールレストラン
は熱気の坩堝

地元ヨットクラブと行政のコラボ
観光協会や漁協さんの協力で
レースも安全。

初めて参加したのは5年前
前夜祭のステージで参加各艇の挨拶
「別府のレースにも是非参加をお願いします
と宣伝
『別府に行っても 何も無いじゃないか!』
とオブジェクション
そして5年後のレースには その別府から
3艇参加
もう一度言いたいんデス
《別府のレースに来ませんか?何も無いけど
温泉は有るよ!》

「タキオン」−YAMAHA31S
豊後水道のトップランナー
少ないメンバーでシャープに走る

「TITI」−スプリント95
久しぶりの遠征レース
本音は萩美人との合コンか?

別府フリート
明日のレース?
ビールが飲めれば いいのヨ!

レース後の写真?
この人達の予知能力はスゴイ
「SACHII」−VF9m
宇部からの常連チーム

見事なスピンランで修正2位
オメデトサン(^_^)



翌朝 集まったメンバーは二日酔いとの戦いにメゲテしまったようだ
レーサークラスのスタート後 本部艇がスタートラインを移動
クルーザークラスのスタートまでの10分間でラインを広げる
カミイチの本部艇サイドでスタートポジションは苦しくなる
遅らしてライトゼノアスタート
風上でライトスピンホイスト
重たい艇で苦しみながらフリートの前に出る
31Sやスイング28 トリマラン27ft とトップグループで走る
マークの島が近くなる
「お願いだから 一度で良いから先頭を走らせてよ!」
隣の31Sからの声
島をゼノアで回航 再びスピンラン
島近くで回航した2艇がフリートをリード
SMは離して回航 島越えの風が有利
再びトップでリード
カミに31Sが追い付いて来た
ラフを仕掛けると
「ラフなら 先に行ってよ!」と再びの声
フィニッシュラインを確認してラフ
リードして前に出る
後続の艇団も風を掴み距離が縮まる
スルスルとSMのカミにトリマランが出てそのままゴール
ファーストホームは又も幻に終わる。


「SACHII」次期スキッパーと
オーナー愛娘もめでたくゴール

おめでとう!!!



フィニッシュ後 別府フリートは 次のレース地 室津へ移動

群青の青三島沖から日没の角島を通過
22時 ひびきヨットクラブのメーンバース 室津ヨットハーバー到着
帰路につく。

萩ヨットクラブの皆さん お世話になりました!


成績は 着順2位 修正?位
スイカはお土産です


スイカを喜んで独り占めはこの人
メタボ対策に良いとか?
ペロリでしたよ


レース疲れと夏バテ対策は うなぎが定番
柳川 若松屋で定番のセイロ蒸


来週は第一回室津外洋ヨットレースで連戦の最後
レースの結果よりも
楽しんだ人が勝ちだよ!