夏色の瀬戸内海から新緑の山陰へ 海より陸の思いでが詰まった
秋穂・長門回航レポート
レポーター末岡多加志

長門レースに参加するYAMAHA 30S−U
「ブルーエイジ」を秋穂から長門まで回航した。

平成16年の7月10に秋穂を出航、翌日11日長門に
到着、帰路室津のマリーナに立ち寄った。
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秋穂の朝は早い 前夜「BR」艇で作戦会議+壮行会
で乾杯しバースに転がり込こんだ 別府からの陸路の
疲れもあり爆睡する。 翌朝「BA」に乗り込み出発
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関門海峡を目指す。 夏の周防灘は日差し強く 微風

関門海峡へ
秋穂ヨットクラブの「ブルーエイジ」にオーナーと「ブラック
リバー」のメンバーに別府からO氏と末岡が乗艇。・・・・
途中、同クラブの「海馬」と宇部沖でミーティングする。・・
綾羅木沖

関門海峡手前 新門司を過ぎた頃前線が通過し
一時雷雨に見舞われるなか、オーニングをかけ
逆潮の海峡を機走で乗り切る。
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日本海に出ると、白砂青松の海岸と切り立った
崖岸が交互に現れテトラポットに慣れた我々を
厭きさせない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『夏の山陰はいいぞ!』
角島アプローチ
夕暮れに角島に入港する。
角島繋留
まだ、日のあるうちに角島港の入り口の防波堤に繋留。
角島にて夕食
灯台近くのレストランで海鮮食を堪能する。・・・・・・・・・
今日のメンバーはそれぞれ艇のオーナーとスキッパー
ヨット談義のひと時は楽しく過ぎる
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角島灯台前にて
島の新しい灯台の前で記念撮影をする。灯台周辺は公園
として整備され 日本海に沈む夕日がロマンチック・・・・・
一押しの観光スポット
道の駅「角島」

角島大橋の完成で夏場は観光客で賑わう、新設の道の駅
レストランは地元産の海産物が目玉 サザエのつぼ焼きは
行列ができる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

残念なことに5時には店が閉まるが、トイレは使用できる。
駐車場も広くキャンピングカーのファミリーも多い・・・・・・・
ロケーションは道路を挟んですぐ目の前が海水浴場・・・・
砂浜は白く綺麗
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11日、ブラックリバー・オーナーの手作りリゾットを頂く。
長門へアプローチマップ
上天気が期待できる空模様である。
新しい、角島大橋に向かう。
橋中央はヨットのマストも大丈夫と言われているが・・・・・
近づくにつれて段々心配になるのはいつものことである。
橋へのアプローチを示す、浮標である。橋中央より浮標に
沿ってアプローチするほうが安全とは、地元の方のアドバ
イスである。・・              ・・・・・・・・・・・・・・・・・
2日目は、メンバーを入れ替え、若者が交替してスキッ
パーをしクルーワークのトレーニング。穏やかな風と波で
快適なクルージングである。
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角島大橋を過ぎ広い海面で、スピンを上げ先行した
「海馬」を追いかける。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

熟年パワーで先行する「海馬」もスピンラン「BA」のヤング
パワーでジャイブを繰り返し長いクオーターランをして追い
つき、冷えたビールで乾杯をする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても「海馬」YAMAHA−34CKは壷にはまると
良く走る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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深川湾に入る 湾の東岸にはビーチリゾートが点在する
湾の西は青海島黄波戸温泉沖を通過 長門へアプローチ
水深は浅く赤旗のマークに沿って入港
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長門港に入港、地元のお世話係りの指示に従い繋留場所
に向かう。
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工事中の新波戸に横付けする。宇部から回航した「SACHII」も
既に舫っている翌週のレースに備えてしっかり係留し陸上班の
車で帰路に着く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

青海島のショッピングセンター、夏休みなので家族ずれが多い

写真中央は青海島観光船の乗船場、その周りには
お土産店が並んでいる。奥には食堂もある。・・・・・

長門からの陸路途中に、室津フィッシャリーナを訪問。
入り口にはセキュリティー用のドアがあり、その向こうに
桟橋が1本設置され、串刺しのポンツーンが出ている。
クラブハウス 駐車場、整備工場、それに艇の陸置場
漁協との共同管理とのこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポンツーンはほぼ満杯で賑わっている様子。
クルージングに、船上パーティに
 海を楽しむには最適のロケーション
室津を後に一路別府へ
夏の山陰を楽しんだ二日間  次は・・・・・・